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【公式ブログact-now】路上の子どもたちに何かするために パート3:インドビハール事業

2015年9月から2018年3月まで、インド、ビハール州バガルプールにて、スラムに住む指定カーストの学校に通ったことがない子どもたちに、教育支援事業を行いました。

インドに知り合いが多かったことから、事業として成りたつ可能性があるインドで事業をしようと思いました。

以前に出会ったときに何もできなかった、スラムの子どもたちに事業を行うことにしました。

これらの子どもたちは、不可触民と言われ、インドのカースト制度の最下層に位置する人々です。特にビハールのような田舎では、まだカーストによる差別は一般的で、お店でお茶も出してくれないといいます。職業は決まっており、貧しい仕事にしか付くことができません。そういった状況の中、代々かれらの家系では学校にすら行ったことがない人が多いのです。

でも、今のグローバル化の時代や徐々に都市部ではカースト制度による職業差別などが弱まっている中、また、一番重要なことですが、基本的な権利として、子どもたちが教育を受けるという事は重要なことだと思い、教育支援事業を開始しました。

まず、現地スラムの方にヒアリングをし、どうして子どもたちは学校に行かないのか、具体的な理由を洗い出し、解決できる問題へのアクションを、プロジェクト内容にしようと思いました。

ヒアリングした内容を、紙に書いて分析しました・・

その結果、子どもが学校に行かないのは、親が教育の重要性をわかっていないこと、教材や、制服を購入するお金がない事、入っても公立学校でまともな教育が行われていないため行かせても意味がないと思われていること、入っても学校の授業についていけない、という事が原因であるとわかりました。

なので、制服や教材の寄付、無料の学習塾の提供、子どもの教育に関する重要性の啓発活動、をプロジェクトの内容として行いました。

プロジェクト目標

これらの活動の末、2018年3月までに、子どもたちが毎日学校に通い、また、基礎的な読み書きそろばんの能力を身に着けている、という事を目標に、事業を開始しました。

プロジェクトの結果

今まで学校に縁がなかった子どもたち17名中14名が毎日学校に登校になりました!

その結果、14名中、7名が読み書きそろばんをできるようになりました!

彼らの中には、将来お医者さんになりたい、と夢見たり、飛び級して進学する子も出てくるようになりました。

ビハール事業では、子どもたちの現状を変えるアクションが起こせたと思っています。

2016年の夏からウッタルプラデシュ州でも事業を開始し、資源をそちらに優先し、2018年3月以降バガルプールの事業は継続しませんでした。

だから、もう一度できるだけ早く、このバガルプールで事業を再開したいと思っています。